Dachambo@恵比寿Liquidroom

fum_ros2008-01-28

「情報リンク - Dwaalstar'08」
さて、Dachamboである。4時半スタートという強烈に意気込みを感じる開始時間にやや尻込みしつつも、目指すは4時半。先着420名がライブCD-Rをもらえるという話にほいほいついて行こうとするも、結局友人との待ち合わせ云々のお陰で到着は5時半頃。その頃にはCD-Rの存在など忘れ、期待ほどのものすらしていなかったのだが、結局はもらえるというハプニング。その数418番。連れがラスいちをゲットして入場し歓喜、そしてまずは乾杯。フロアからは既にアゲめでスペーシーな音たちがくるくると飛び交っている。ここで狂喜乱舞で突入もいいのだが、ビールを飲んでみるとまったり感で溢れかえりとりあえずは一服。しばし談笑後、フロアへ。


入ると10個近くのミラーボールやらひらりとした布やらで飾り付けられ、光が交じりあい、熱気物凄く、Candle JUNE輝き、普段慣れ親しんだリキッドルームが祝宴のそれと化していた。うーん、これは凄い。普段ならばこのいわゆるヒッピー風だったり、ちょっとアレな感じに対して若干の偏見を持ってしまいがちなのだけど、Dachamboの音がまとめアゲるこの世界はとても美しく感じられた。肝心の音と言うと、1st Setは彼らのビジュアルもなにやら宇宙服のようにビカビカで、ダビーで早めでぶっ飛ぶ感じ。ギターによるシークエンスが徐々に変化、平らな地平を曲線豊かな波でいっぱいにする。ベース音がディジュと絡みあいぶわぁぁぁーっと倍音で溢れだす。あぁ、すでに楽しい。その後1時間近く踊りつづけフロアへもどる。テンション高いままにノリであんかけ焼きそばに手を出すが思いのほかクオリティ高く、びっくり。餡の味が激ウマす。更にやる気高まりビールをごくり。カラカラの喉をするりと通り抜けるこの液体をものの見事に飲み干しおかわり。汗でぴたぴたのTシャツは、たまに当たるクーラーにておなかがひやり。少しだけ酔っ払い宵気分でフロアへ逆戻り。そこで井上薫のDJがこんなに楽しいものなのかと勝手に見直し(失礼ですね)、熱狂とともにDachambo 2nd Setへ突入。


後半はいきなり1曲目でSpecial Othersの「Aims」!と思えばゲストに当のスペアザKey芹澤氏。観客ごんアガりで、意外とみんなスペアザ大好きみたい。もちろん自分も好きなわけで大はしゃぎ。そういえばアンコールで芹澤氏が登場した折に、AO氏がぼそっと「いいなぁー、スペアザ人気あって」とか言ってた、関係ないけど。んで、更にゲスト豪華。DWAAL HORNSことエゴとかで活躍中の3名(武嶋氏、川崎氏、滝本氏)登場。ものっそいファンキーな曲やったりで、Dachamboの可能性と底知れなさを感じる。なんでもイケるし、なにしてもDachamboなわけだ。AO氏が客を見渡しながらめちゃくちゃ笑顔でギターを弾く姿がすげー良い。なんか楽しむスタンスを知ってる感じなんだよ。泥くさいのも、トリッピーなのも、全部。去年のフジロック、FOHのオーラスでROVO面子やらタイジやらエゴ中納やら三宅洋平を迎えてもDachambo色だったそれ。その時点で、「それだぁーー」と思ったか思ってないかは定かではないけど、とにかく楽しくて踊ってた。最後アンコールはそのタイジ君も出てきてロックスターのギターを聴かせまくって帰ってった。これ、感想なんかよく分かんなくなってきたけど、楽しい日でした。連れてったDachambo全然知らなかった友達が思い切り楽しんでくれたのが論より証拠。では。


今日の一曲:Jam > twi > Fela 変 / Dachambo