Fujirock'09 第二弾

「Fujirockfestival.com」 「fujirockers.org」
いやいやー、なんだかテンションがぐりぐりアガるラインナップが発表されました。特にフアナ・モリーナとトータスとパブリック・エナミーが本当に嬉しい。第一弾を含めても、この3組は間違いなく見たいアーティスト。

clammbon / DISCO BISCUITS / 80kidz / Eli “Paperboy” Reed & The True Loves / ハナレグミ / THE INSPECTOR CLUZO / JUANA MOLINA / THE KILLERS / 筋肉少女帯 / 9mm Parabellum Bullet / OASIS / PEACHES / PRISCILLA AHN / PUBLIC ENEMY / SAKEROCK / SEUN KUTI & EGYPT 80 / TheSkaFlames / SONNY J / TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA / TORTOISE / ZAZEN BOYS

フアナは2006年に高橋幸宏のツアーで見たのだけれど、あの衝撃は忘れられません。おもむろに舞台に一人で現れて、サンプリングを駆使しながら独特な音世界を作り上げていく様子に、会場中が息を呑んで見守っていたように思います。丁度そのライブのことを細野晴臣が記述していたのでちょこっと引用。

「フアナ・モリーナ〜表現の力学」

フアナ・モリーナには迂闊にも圧倒された。大人になるとそういうことは滅多にあるものではないので、油断していた。彼女のCDを聞くだけは感じられない「凄さ」を見て、ショックを受けてしまった。モリーナはたった一人でアンサンブルの技を見せた。歌の良さもさることながら、生ギターの腕も完璧で、それを瞬間サンプリングし、ループにしてダビングしていく。
〜省略〜
表現を完成させようとする西欧人の根性には、並ではない力を感じる。大概の邦人パフォーマーは「どう見られたいか・・」という姿勢だが、この女性は「どう見せたいか」ということを基本に、音楽とその表現に研鑽を重ねて来たと想像できる。演奏終了後、思わずモリーナに「真の芸術家ですね」と言ってしまった。

まさにぼくが見たフアナによる素晴らしい表現を細野さんがそのままに伝えてくれているので、もはやぼくがそこに感想を被せるのもおこがましい。とにかく楽しみだなー。ヘブンかオレンジあたりで、夕暮れ辺りのシチュエーションで見れたら感涙間違いなし。


Juana Molina - El Perro

ショーン・クティも気になる。今回はフジロックの底力を見せ付けられた気がしますね。楽しみが増えてわくわくしてます。なんだかんだでオアシスだって楽しみだし。「Don't Look Back In Anger」の大合唱が苗場のあの地にこだまするなんて想像したら鳥肌たちます。かなり。


今日の一曲:ワンルーム・ディスコ / Perfume